コロナ禍が私にもたらしたもの
家にいることはあまり好きではなかった。
ご機嫌斜めの親に怒られることも割とあり、実家が驚くほど封建的なので「普通」でいたかった。
結婚しても土日の片方はどこかしらに出かけることも多かった。今思うと、外の素敵な空気を吸っていないと私は私で無くなってしまう、と思っていたのかもしれない。
昔やめられなかったコンビニでの浪費のように、癖みたいなものかも。
そんな私がコロナが流行りだしてから体調不良的にも、まぁ一応国の言うことを守ろうと思いほぼ全ての日を自宅で過ごした。スーパーに行くこともごく稀な出来事だった。
それでも自分という存在は確固たるものであったし、考え方の根本が変わることはなかった。ただし、自分の身体に関することとか、習い事とかへの気持ちはだいぶかわったかもしれない。
家で運動できないからダンスをやっていた、が、もう自分で運動できてしまう。
身体をほぐして、少しストレッチする方法まではルーティンになったので、暇な時にプラスで筋トレや有酸素運動をすることで多分今までの身体より良くなっていくと思う。
ダンスはそれでも続けたいな、と思うが家にいる時間が減ることについては逆にそれが嫌になってきているかもしれない。家時間を自分なりにアレンジできてしまった人間は他人が介在する時間より自由に生きている。
家にいることで一人遊びというか、自己解決できることが増えたから、コロナはわたしに少し休めと言ってるのかもしれないと思った。
趣味に対しても少し引いた目で見ることができている。悟りを開いたような気持ち。
なるようにしかならないから、余り熱くならないかも。
家でできる趣味を少しずつ増やしたからかもしれないが、、、石鹸作りや占星術などもまだまだ続けたいと思ってるから。
結果人の気持ちは興味のあるものが多ければそれぞれ分散されるから、どれもいい塩梅で続けられるようになる気がする。
果たして私は他の趣味はいつ復活できるでしょうか、、?
2年先とかかもしれない、、